古いんじゃけど、面白い家なんよね。
義父がケアハウスに入居する前、一人暮らしでも大丈夫なようにと1階部分の半分を動線を考えたワンルーム風にとしたリフォームで４カ所あった階段の数が減っちゃったけど、まだ２か所も階段があるし、半地下室に入っていく通路もあって迷路みたいな家♪井戸もあるし、お義父さん手作りのお風呂もあるし。大きくはないけど使い勝手の悪いまるで迷路のような家なのであります（笑）
うちのおっさんいわく、その昔は港に入った商売人の方々が宿泊するところじゃったそうなんです(~~)ﾎﾝﾄｶﾅ？
そっか、じゃけぇ、入り口には土間があるし、２階の４部屋それぞれに床の間が付いてたり、2階へ上がる階段が２か所、半地下の部屋に下りる通路が2か所、半地下・１階。2階へとつながる階段が２ケ所もある面白い作りになってるのね。
便所とお風呂は半地下室の外側の横に小さい建物ががそれぞれに建ってる。
井戸のある半地下のところで料理やお酒を用意してそれぞれの部屋へと運んでたってことなのかな(笑)想像するとこれまた楽しであります。
よくこんな小さな家で、迷路のようにいろんな創意工夫をして接客業をしていたんだなって想像すると、壊してしまうのがもったいなく感じてしまう箱入り主婦baabaです。
こんばんは(~~)/
でもって、この古い面白い家を買って、使いづらくても家族の歴史を刻んできた義父も偉いと思ってます。義父なりにいろんな工夫をしてあるし。古くて汚いけどちゃんと片付けられてるし、なんとなく手放す気になれない家なのであります♪
思い出が詰まっていて売る気にはなれない実家の空き家
そのうちのおっさんの実家も義父が施設に入居したので、箱入り主婦baabaの実家と同じように空き家になってて、箱入り主婦baabaんちと息子たち家族が倉庫代わりに使ってるんですが、これがところどころ手直しはしてるけど見た目が古い～～；
それでも１階部分は義父がまだ当時は元気だったんで義父が一人暮らししても困らないようにと内側はリフォームしてるけど、やっぱねー、２階や地下室や外壁などの板張り部分の見た目が経年劣化で結構傷んでるんです。
特に２階部分に義父が元気な時作ったパレットや木材を使って作った洗濯物干し場なんてボロボロ（／ー；）
見た目の悪い物干し場は気にはなってはいたけど・・・
家の内部はお風呂トイレキッチンとかの居住空間はリフォームしてそれなりに使いやすくきれいになってるから箱入り主婦baabaは、まっいいかなって思ってたんです。
そしたら・・・
お隣りから苦情の電話がきた
今は使っていない家の裏側にあるブロック作りの外トイレの件でお隣さんから苦情の電話がきたんです(ーー；)
瓦が落ちてくると・・・・
えっ？そんなはずはないんだけどなー。
確かに半地下にある外トイレとお隣さんは溝を挟んで近接してるけど段差があって、お隣さんの駐車場の方が高さがあるので、そうそうそれを飛び越えて瓦が落ちるはずがないんだけどなぁ。。。
それに一応ご迷惑をお掛けしないようにブルーシートを掛けてるんだけどなぁ。。。
って思ってたら、今度は溝の中に破れたブルーシートの隙間から瓦が落ちてきてるんだそう・・・
ん～、義父の家の外トイレは確かにもう何十年も使っていないからボロボロだけど小さなトイレなんですよ。じゃからこれはきっと義父の家から、ほんのちょこっと離れて並んでるもう1件裏側にある２階建ての空き家の方から落ちて来てるものなのでは？？？その家もかなり年季の入った昭和の古い2階建て造りの家なので。
って、お隣さんには説明はしたけど・・・
納得されない（－－。）ﾊﾊﾊﾊﾊ
思えば・・・
そのお隣さんも当分の間空き家になってた家が借家になって、そこに空き家バンクを通して入居して来られた方。
で、その方が引っ越して来られてから、苦情の電話が来るようになったんです。
お隣と言っても並んで建ってる訳ではなく、義父の家の隣は狭い溝のような川があって、お隣の家はそこを挟んで反対側で義父の家の横はお隣さんの駐車場でそこから奥まったところにお隣の家があるんだけどなぁ。。。
見た目はボロボロで古いとは言え、中はリフォームしてるし、そうそう倒れたりしてご迷惑をお掛けすることもないと思うんだけどなぁ。。。
思えば、義父のお隣さんが入居されて来てから義父の家の裏側に並んで建ってた数件の空き家も、１件は最近になって解体されてる～～；
やはり原因は「瓦が落ちてきてる」って言われたんだそうであります(苦笑)
このままだと・・・
まずいですよねー。
時たまやって来る箱入り主婦baaba夫婦同様に義父の家を倉庫代わりに使ってる息子ちゃんたちもお隣さんに呼び止められてクレームを言われてるようだし、なんとかせねば。
住んではいない義父の家だけど、やっぱりお隣さんとの関係は良好でないとです~~;
放置されたままの空き家が社会問題化されてるけど
住んでいないだけで、思い出の詰まった実家の「空き家＝悪」なんだろうか？
お隣さんからすれば、近所の空き家は迷惑な存在なのかもです。誰も住んでいない空き家が存在するだけでも不快に思われているのかもです。
テレビの番組でもよく取り上げられていますもんね。
まるで「空き家＝悪」みたいな感じで~~；
だからスッキリと解体して欲しいのかもです。。。
でもねー、うちのおっさんとしましては長年そこで育ってきた家。いい意味にしろ悪い意味にしろ家族との思い出がいっぱい詰まった家。今は住んではいないけど、それなりに中側はリフォームもしてるし倒すほどは劣化はしてない家なのであります。
それに・・・
義父は今施設に入居してるけどまだ生きてて年なりに元気だし、将来、家に帰ってくる可能性もゼロではないため、今の段階で親の家を売ることには何となく抵抗があるのであります。
うちのおっさんもいずれ年老いてきた時には、今住んでいる自宅を息子に託して、時折はこっちの古い家で過ごすプランも考えているようだし(~~)/ｲｴｰｲ
それぞれに事情も計画もあるので箱入り主婦baabaとしましては、この思い出が詰まっている実家はまだ売る気にはなれないので「空き家＝悪」とは思わないで欲しいかもです。
確かに・・・
時折は中に風を入れたりポストをのぞいたり、草を取ったりとかして、自分たちなりに「空き家」のを管理しているつもりではいても、やっぱりご近所の方々には少なからずご迷惑をお掛けしていると思います。
なかなかご近所さんとも顔を合わせる機会もなく、ご挨拶もすることがないから、こちらは管理をしているつもりでも相手の方には伝わっていないのかもです。そこは反省せねばですーー；
そんな中・・・
空家等対策の推進に関する特別措置法で「空き家」の所有者への責任が大きくなってきている
令和5年（2023年）12月13日、空き家の増加が続く状況を踏まえて、空家等対策特別措置法の改正が行われました。
改正の趣旨は、空き家の状態が極めて悪くなる前に、悪化の防止を図るための仕組みを創設するというものです。
今回の改正では・・・
各自治体（市区町村長）より、放置すれば特定空き家になる可能性のある空き家を「管理不全空き家」として、指導・勧告できるようになりました。
「管理不全空家」に指定され市町村に勧告されると、その時点で固定資産税の優遇措置の適用は受けられなくなり、「管理不全空き家」指定で固定資産税が6倍ほどになるんだとかなんとか（＠ｍ＠；)/ﾄﾞｯﾋｬｰ
また「特定空き家」として認定された場合、罰金が課せられたり、自治体から修繕や「行政代執行」により解体が行われる可能性もあり、「空き家」所有者には早急に対応する義務が発生します。
う～ん。。。
箱入り主婦baabaんちのお隣さんは、意図あってかどうかはわからないけれど、たまたま義父の家に掲げてある市会議員さんの後援会事務所の看板を見て電話で相談されたみたいなんですねーー；
でも、その議員さんから箱入り主婦baabaんちお電話を頂き「まずは個人的にお話をされては？」と取り計らって下さったのであります。
いやいや、じゃってね実家は今は誰も住んでいない空き家じゃけど、市町村に勧告をお願いされるほど、そこまではボロくはないんですけど～～；
やっぱり・・・
「空き家＝悪」のイメージが強いんじゃろかーー；
昭和の雰囲気が残った面白い家なんですけどねー。
それに・・・
住まないなら「倒した方がいい」って簡単に言われるけど・・・
所有者としましては結構大変なんですよーー；
解体費用の負担が大きい
解体するとなると、所有者に発生する解体費用の経済的負担が大きい！！！
住んでいない家なのに、大きさや構造にもよるけど一般的な住宅の解体にはおおよそ100万円～300万円程度の費用が必要となるケースが多いいんだそうであります。
いきなり、言われてもねぇ＝＝；
そんな大きなお金、住んでもいないのに簡単に右から左へ動かせます？
それに隣接する建物との間隔が狭くて、クレーン車などが通れなかったり、作業用の車が止めれなかったりなど作業に特別な配慮や技術が必要となったりして費用が高額になる場合も考えられるし＝＝；
今、空き家になっている家の中の物も分別して処分したり移動させたり、置き場所を確保しないといけないのね。
うぉぉぉぉぉっ！！！
精神的な負担がっ（／へー。）！！！！
おまけに・・・
更地にすると税金が増える
他に空き家が解体されない理由の1つとして、空き家を解体し更地にすると固定資産税が増加するのであります。
住んでいない家だけど今でも固定資産税はしっかり払っているんですよ。なのにね、解体して大きな出費をした上に固定資産税が上がるなんて、なんてこったぱんなこったな心境になるかも（～ヘ～；)
なんて理由で・・・
いくら解体する時補助金が少しは出るからと言われても、ちょこっと考えてしまいます。
苦情を言われて、大金をかけて、なんにもなくなって更地になった土地を見たら箱入り主婦baabaはすんごい喪失感、寂寥感を感じるかも（ーー。）
もちろん・・・
ネットにいっぱい載ってる記事の数々も気にはなってます(~~；)↓
誰も住まなくなった実家（空き家）は、できるだけ早いうちに処分すべき
心が揺れます~~；
誰も住まなくなった実家（空き家）は、できるだけ早いうちに処分すべきです。
住まないまま放置していても、固定資産税や維持管理費用の負担が重くのしかかってきます。 「空き家対策特別措置法」により、放置・老朽化した空き家を自治体等が強制的に解体処分して、それにかかった費用を所有者に請求されます。
親が遺した住まない空き家は早めに処分した方がいいって書かれてあるところが多いーー；
でもなぁ、誰も住まない家「空き家」でも、解体するにしても処分するにしても、直すにしてもお金がかかる世の中なんよ。苦情が来たからと言って、おいそれとそう簡単に決められません。
うちの息子ちゃん達にもきっとこう言われると思います。
「好きで残しておくのはなんも言わんけど、解体や大掛かりなリフォームなんてせんでいいじゃろ。住まない家に大金をかけてどうするん。」って。
実家が空き家になった場合の処分の方法は・・・
「解体して土地のみを活用する」
「賃貸に出す」
「売却する」
「サブリースを利用する」
空き家を放置しておいたままだと老朽化が進み資産価値が下がったり、近隣とトラブルになったりするリスクがあるので、 空き家を相続したら相続登記や不用品の処分などをできるだけ早くしといた方がいいそうなのであります。。。
でもなぁ、ここはうちのおっさんの思い出がいっぱい詰まった家なんよ（＞、＜。）/
それを、ちょこっと苦情が入ったからって言って解体したりとか処分したりとかできん（／ー。）
なので・・・
とりあえず、義父の家も今まで通り、いつでも立ち寄れるように水道も電気も使えてく休憩できるようにそれなりにリフォームして残しとこうって思ってます。もちろん固定資産税も火災保険もしっかり払って(~~;)
「管理不全空き家」「特定空き家」にならないようにちゃんとメンテしとくから。
で、今回、義父の家に入った苦情の対処についての箱入り主婦baaba夫婦が考えてる対処法は・・・
一部解体・外壁改修・フロアー張替改修
せこい箱入り主婦baabaは、義父の家は解体するにはもったいなく思えるし、いずれ処分、解体する時が来るにしても、それは息子ちゃんたちの代で好きにして貰うっててことで考えることにしました。
なので・・・
今は、義父の家の件はたちまちご迷惑をお掛けしている外トイレの部分だけを解体しようかと言うことになったんですけど・・・。
なんかうちのおっさんと話してたら気分的に盛り上がって、ついでに半地下にあるトイレと義父の手作りのお風呂や井戸周りの建屋も解体して、義父の作った２階の選択物干し場も解体して、全面を外装合板板金張りの総２階にしてしまおうと壮大なる構想を抱いているのであります(苦笑）
ついでに２階の部屋も床補強を兼ねて全部フローリング張りにしてもいいかなと~~
できるだけ会社の在庫品を使ってもらって、できるだけ少ない予算で(苦笑）
そんなこんなを話している時のうちのおっさんの顔はとっても嬉しそう？楽しそう？な顔をしています♡
いくら古くてボロい家でも、実家と言うものは幼少期・思春期とこの家で時を過ごしてきた思い出がいっぱい詰まった家。住んではいないけど、失いたくない思い出いっぱいの家なんでありますね(~~)/
まだ見積金額も出ていないのに、うちのおっさんの実家の改修の話になると
「でも、あんまりお金は使いたくないけぇのぉ~~どこまでするかは見積りを見てからじゃ(~o~)/」
なーんて口では言いながらワクワクしている様子のうちのおっさんの顔を見てると、こっちまで心が躍ってしまう箱入り主婦baabaなのであります♡
お隣にご迷惑をお掛けしていた外トイレは、会社の方で早急に解体撤去して下さいました。
他は二期工事としてまだ見積もり中であります~~
撤去された跡地を「さっぱりしたなぁ。」と嬉しそうな様子で写メを撮り息子たちに送っているうちのおっさん。二期工事にも夢が膨らんでいるようであります(~ｍ~)/ﾀﾉｼﾐｼﾞｬｰ
いきなり、苦情の電話の件からするすると話が進み、またまたリフォームすることになった義父の家~~
今回の親の実家の空き家への苦情も「空き家の管理をちゃんとしなさい」って言う選択のタイミングがやって来たのかもです！
そっか！タイミングかぁ(~~)
箱入り主婦baabaのつぶやき
思えば・・・
箱入り主婦baabaも、祖母や両親が亡くなって三原の実家が誰も住まない家になって、物にあふれた汚い家をどうするかって途方に暮れていた時、絶妙なタイミングでスケジュールが空いた会社の大工さん方が泊まり込みで実家の片付けとリフォーム工事をして下さいました。
今もうちのおっさんが毎月１回は片道１時間ちょこっとかけてお墓参りを兼ねた家の管理に連れて行ってくれていますが、箱入りい主婦baabaは、古いけど懐かしい趣を残したこのリフォームされた三原の実家が大好きです♡
誰もいない静かに流れる時の流れの中で、遠い記憶の中の妹たち祖母や父母や共に過ごした方々との日々を思い出し、郷愁に浸ってノスタルジックに過ごす時間も今の箱入り主婦baabaにとってはかけがえのない時間です。
箱入り主婦baaabのルーツが詰まっている家じゃけね(~o~)/
「定年になったら、この実家に集まって４姉妹のお泊り女子会をしような☆彡」
って楽しみにして言ってた大好きじゃった２番目の妹も天に召されてしまいました。でも！この実家に来ると妹との懐かしい思い出がいっぱい思い出されてくる。。。
４姉妹の女子会、実現したかったなぁ。。。
そんなこんなはおいといて、うちのおっさんにも同様にきっと幼少時を過ごした家が必要なんだと思います。嫌な思い、ツライ思い出がいっぱいあったかも知れないけれど、今となってみればそれも懐かしい思い出。ここもまたうちのおっさんのルーツが詰まっている家じゃけ、うちのおっさんにとっても必要な家なんだと思います(~o~)/
今現在、箱入り主婦baaba夫婦が住んでいる家だってそう！いつか屋根の塗装をしなくっちゃねって思ってたけど目先の出費が嫌で先送りばかりにしてたけど、ひょんなきっかけで、するすると話が進み屋根塗装ばかりか外壁塗装もやってしまいました(笑）
今思えば、いつもじゃったら怪しげな外壁塗装の飛び込み営業だと疑ってきっちり断るはずなのに、なぜかその時は嫌な感じを抱くことなく話が進んじゃったんですよねー。出来栄えには一応満足しています(~~)/
だから・・・
今回も金銭的な面で渋っているせこい箱入り主婦baaba夫婦の背中を絶妙なタイミングで神様がポンと背中を押してくれたのかもです(~~)/
いつかはしないといけないことなのにグズグズ迷ってたらアカン！これ以上年を取ったら出来んでっ！
ってな感じでしょうか(笑）
「何事もタイミングが重要」
タイミングを逃さないように行動せねばです(~~)/ﾅｰﾝﾁｬｯﾃ
この選択は間違っているのかどうかはわからないけど、箱入り主婦baaba夫婦は義父の家「空き家」をリフォームして残す方法を選んだのであります(~~)V
昭和の香りがする家があったっていいやんか♪
ノスタルジーに浸ったっていいやん♪
うちのおっさん！
箱入り主婦baabaは来年も頑張って生きるからね。
思うように動けないかもだけど、一緒に空き家を手入れしながら心地よい空間づくりを楽しもうね(~~)/ｲｴｰｲ
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