大切な妹が亡くなりました。享年61才。
妹の葬儀を終えて2日目、脱力感と喪失感で、ぼーっと無気力で怠惰な時を過ごしている箱入り主婦baabaです。
こんばんは。
Grief(グリーフ)
元気なんですよ。
でもしんどい。
なんだか、カラダ半分どこかに持って行かれたような、ココロにぽっかり穴があいたような・・・
何とも言えない脱力感と喪失感でいっぱい。
元気なんですよ。
でも、だるい。何にもする気にならない。
普段は人前ではお調子者で、八方美人で誰にでもいい顔して、人前で感情を表現することが苦手でおちょけてばかりいる箱入り主婦baabaがですよ、この脱力感や喪失感を人前でもコントロールできない時があったりする。。。
日中は仕事をしてて会社にいるので気が紛れてるけど、でもいつものようにチカラがでない。なんとなく息苦しいし、動くにもカラダの節々が痛くてしんどい。
夜になり、ひとりでいると、生前の妹の笑顔が脳裏に浮かんできて、妹との楽しかった思い出や、記憶の中の一緒にいた時間を懐かしんで時を過ごしてばかりいるような。。。
妹と過ごした長~い年月は楽しかったな。
小さい頃はいつもお揃いや色違いの洋服を着てたっけ。
ケンカもしたけど、なんとなく仲直りして、お互いに結婚しても実家やお互いの家に入り浸ったり、家族ぐるみで海や川、山なんかにも出かけたり、家で飲み会もしたりしたね。
お互いの子供たちも結婚して孫もでき、母や祖母、父の通院や介護、入退院や施設への入所に面会etc…忙しい時間を割いて箱入り主婦baabaに付き添って支えてきてくれて、一緒に3人を無事見送ることもできたね。
いろんなことがあったけど、楽しかったな。
でももう・・・
「来たよ♪」って箱入り主婦baabaんちに遊びに来てくれることもない。
「一緒にランチしよ♪」って迎えに来てくれることもない。
「この服いいと思うよ。おすすめじゃ~~」って、一緒に買い物に行って洋服を選んでくれることもない。
自分ちの可愛いいニャンコ自慢をしあうこともない。
妹から乳がんで余命宣告をされたって話を聞いた日から、いつかはこんな日が来るのかなって思ってたけど、それはまだまだ先のことだって思ってたし、もしかしたらWithがんで、治療を続けながらでも、これからもがんと共に生きていけるんじゃないかと希望を持っていたのに。
ほんのちょこっと前まで、次のランチに行く予定や、猫のまるちゃんに会いに行く話なんかしてたのに。
もう写真や動画の中でしか会えなくなってしまった妹。
優しく明るく賢い自慢の箱入り主婦baabaの妹。
そんなこんなを思うと何とも言えない脱力感と喪失感でいっぱいになる。
妹はこんなお姉ちゃん箱入り主婦baabaのことをどう思ってたのか、今ではもう聞くすべもないけど、箱入り主婦baabaは、妹は他の誰よりも箱入り主婦baabaのことを理解してくれてて何でも話せる存在だったから、他に女友達が必要とか思ったこともあんまりなかったし、親しくしている女友達は現実には誰もいない。
箱入り主婦baaba、今までどんだけ妹に依存してきてたんでしょうね。。。
元気なんだけど、なんかしんどい。
まわりの人たちのお気遣いはありがたいけれど、あれこれ言われるのは嫌。
「人前で泣くべきではない」って思ってるから、優しい言葉をかけられると強がって本心じゃない言葉を口にしておどけてしまう自分が情けなくなってしまうから。
妹の存在は、箱入り主婦baabaが思ってた以上に大き過ぎて、仕事で言うキャパオーバーになって、ココロもカラダも、妹がいなくなったこの先のことを思うと不安で寂しくて悲鳴を上げているんだと思う。。。
しんどい、だるい、カラダのあちこちに不調を感じる、何とも言えない脱力感と喪失感。
なんて、こうして今の箱入り主婦baabaの自分の気持ちを文字にして日記に書いて、自分で読んでみると、めっちゃ後ろ向きな内容ですね==;
この状態って死別反応・悲嘆(グリーフ)反応なんだそう。。。
大切な人を失うことは、「人生最大のストレス」で、人生のなかでそう何度も経験するものではない喪失なので、亡くなった人を思い慕う気持ちが強く湧き起こる感情や情緒に心が占有されて、感情がマヒしたり、吐き気や喉が詰まる感じがしたり動悸がしたり、眠れなかったり、身体反応が出たりするんだそう。
箱入り主婦baabaも、きっとまだ早い妹の死を受け入れられていないのかも。
「日にち薬」時間がこころの傷を癒やしてくれるのかな
だけど、ほとんどの人はこの経験をした後、生活が以前とは大きく変化したとしても、喪失を乗り越えることができるんだそう。
悲しみを伴いながらも、楽しかった思い出を思い出したり、人に話せるようになるんだそう。
時間が薬か。。。
大切な妹を亡くして、今はまだしんどいけど、時間が経過していくうちに妹のいない生活に慣れていくのかな。。。
心残りは・・・
妹らしくないセオリー通りの葬儀だったなってこと。
私だったら、もっと妹らしい・・・
なんて書くのはやめておこう。。。
そんなこんなを思っているからだめなんですよねーー。
これからは、妹のいない生活。
淋しくても、悲しくても、日々はするすると過ぎていく。
起きて会社に行って仕事して、家では家事をして、生活の中で人と関わりながら箱入り主婦baabaの日々は過ぎていくのね。。。
でも、ほんと前にこのWordPressに引っ越しする時書いたけど
自分の日記は自分の財産だから♡無料ブログからWordPressへ(~~)/ 箱入り主婦neko「まだブログ書いてます♪」
日記書いててよかったかもって思ったりしてます。
自分の日記は自分の財産。
無料ブログの楽天ブログで日記を始めたのが2007年だから・・・
箱入り主婦nekoです。ブログ(私の日記) ちょこっと冒険も♪♪
今は2022年じゃから・・・
ずぼらな箱入り主婦baabaなのにもう15年も書いたり書かなかったりするけど続けて来てるんですね。
15年分のアタシ。
その間にあったいろんな出来事、当時の思いや気持ちが日記で残ってる。
大丈夫、大丈夫。母の死も父の死もちゃんと乗り越えられてる。。。
|
妹の死は、箱入り主婦baabaにとっては、とてつもなく大きな喪失で、今はまだしんどいけど、瀬戸内 寂聴さんの説法の「日にち薬」のように妹のいない生活に慣れる日が来るんだと思う。その時は、妹との楽しかった思い出を笑顔で話せるようになれたらいいなー。
悲しみを治す薬はありません。けれども、歳月が薬になる。時間がこころの傷を癒やしてくれる。それを「日にち薬」と言います。
日にち薬寂聴 あおぞら説法 みちのく天台寺瀬戸内寂聴/著より