一晩をうちのおっさんと箱入り主婦baabaと猫のサスケちゃんと家族水入らずで過ごし、今日は猫のサスケちゃんを見送ることとなりました。
うちのおっさんは、20年近く前に飼ってた猫ちゃんが亡くなった時、火葬手続きをするのに市役所の窓口で猫って言ったのにもかかわらず汚物と記載されて、箱入り主婦baabaが悲しい思いをしたのを思い出して、ペット葬儀社の訪問個別火葬を勧めてくれて今朝まで迷ったけど、引き取りに来てくれてサヨナラするのは悲しいので、連れて行って見送りができる公共の斎場で火葬をお願いすることにしました。
(※後になって箱入り主婦baaba、ペット葬儀社の訪問個別火葬について自分勝手に大きな勘違いをしてたのに気づきましたーー;それは、この日記の最後のところに記しときます。)
じゃけど、心配じゃったのは今日は土曜日の休日、明日明後日と市役所も3連休なので、はたして猫ちゃんの火葬ってしたいただけるのかな?
市役所の代表番号って休日でもつながるのかな?
あれこれ考えて・・・
代表番号じゃなくって、ネット検索して見つけた市民課(戸籍係・住民記録係)の電話番号へ電話してみました。なんとなくここならつながりそうな気がして。
そしたら、休日の動物の火葬手続きも休日・夜間受付窓口でして頂けるとのことで、市役所の休日・夜間受付窓口に火葬手続きをしに行ってきました。
でも、また汚物って書かれるのかな?
ほんと、この日記の冒頭でも書いたけど、20年ほど前の平日に市役所の窓口に手続きに行った時には、猫ちゃんって言ったのに窓口の方が「じゃ、汚物ですね。」って言って、火葬許可書の死亡者名のところに汚物って書かれて渡されたんですよ。その時は腹が立つやら悲しいやらでめちゃめちゃ気持ちが落ち込んだことが今でも忘れられません。。。
今日もその時とおんなじ思いをするんじゃろうかって思いながら、休日受付のおじいちゃんに火葬の手続きのお願いをしたら、ちゃんと【猫】って書いてくださいました!
やっぱそうですよね!さすがに名前までは書いていただけなかったけど、【汚物】ではなく、ちゃんと【猫】って書いていただけただけでも嬉しかったのであります。
で、その時渡された【動物を火葬されるときのお願い】の紙に書かれてる注意事項を読むと、
綿タオル等(化繊の毛布は不可)にくるんで、透明ポリ袋に入れて棺(段ボール箱等)に納めてください。
棺につきましては、段ボールまたは木でお願いします。(※発泡スチロール類、プラスチック類はいけません。)
難燃性のものは入れないようにお願いします。
他にもサイズとかetc・・・
えっ!?
透明ポリ袋!!!
そんなんに入れないといけんの!?
なんだかなぁ・・・
ちょっとショックじゃけど、体液が出る場合があるので感染症予防のためと書かれてあるので仕方ないかなとーー。
家に帰って、安らかな顔で眠ったようにしている猫のサスケちゃんの旅支度をしました。。。
(ここからは、透明ポリ袋に入ったサスケちゃんの写真がありますのでショックを受けられる方はご注意をです。。。)
できるだけ、眠っているような自然な感じで送ってあげたいと思ってたんじゃけど・・・
棺にしている木箱からサスケちゃんを出して、白い綿タオルでくるんであげました。
木箱に入れていたドーナツ型の枕は難燃性なので不可、褥瘡ができないようにと使っていたボアのボリュームネックウォーマーも化繊なので不可、猫缶もちゅーるもダメなのねーー。
じゃけど、来ていた洋服まで脱がせるのはしのびないので白いタオルで見えないようにして、できるだけ枕をしていて布団をかけているように見えるようにくるみました。。。
木箱にもう一枚白いバスタオルを敷いて、白いバスタオルにくるんだ猫のサスケちゃんを自慢のピーンとした耳がつぶれないように透明ポリ袋に入れて木箱の中に納めました。。。
それを見たうちのおっさんが
「おいおい、窒息するが。」
「ははははは・・・もう息はしていないんよ。」
「じゃけどなぁ、なんか眠っとるようななぁ。」
「このまま置いておけたらいいのにね。。。。」
「そりゃー、無理じゃろ。。。」
しばし、うちのおっさんと箱入り主婦baabaと猫のサスケちゃんと家族水入らずの時間を過ごし、うちのおっさんと一緒に斎場へ。。。
斎場の方も動物の火葬であっても、事務所から一緒に歩いて火葬場まで案内して下さって丁寧な対応で最期の最後のお別れもしっかりさせて下さいました。
透明ポリ袋に入れて・・・なんて、悲しすぎるがって思ってたけど、感染症予防のためにはきちんと守らないといけないルールなんですね。
親切に対応して下さって、丁寧に扱って下さった斎場の方々には感謝です。
市役所でペット火葬を行う場合、自治体によって動物の火葬の扱いはそれぞれ違っていると思いますが、箱入り主婦baabaの住んでいる市町村での動物の火葬は予約制の個別火葬で、収骨もするかしないかを選べるようになっていました。
なので、混み合った場合、希望の時間帯が通らないことがあったり、棺(ご遺体を入れたダンボールなど)の大きさや副葬品(お花、おもちゃ、おやつなど)も制限されていることが多いので、あらかじめ副葬品はどんなものが入れられるのか確認しておいたり、棺が大きくて火葬できなかったということがないように、しっかり準備や確認をしておいた方がいいかもです。
ちなみに箱入り主婦baabaの住んでいる自治体での動物の火葬費用を載せときますね。
収骨を希望の場合
・管内 10,000円、管外 20,000円
収骨を希望しない場合
・管内 8,000円、管外 16,000円
なお、市役所での火葬の手続きにはシャチハタではない印鑑が必要ですよ。
でも・・・
こう言った動物の個別火葬を執り行ってくれる自治体はとても少ないんだそうです。
中には、自治体での火葬は、ゴミと一緒に焼却されることもあるんだとか。
可愛い家族の一員のペットの最期なんて考えたくないと思うけれど、万が一の時を考えて、一度自分の自治体がどのような扱い方をしているのか知っておくのもいいかもです。
で、もし自治体がペットの火葬の扱いをしていないところとか、ゴミと一緒に焼却されるところだったりすると、ペット火葬を扱っている業者さんを選ぶ方もおられると思いますが・・・
この日記の冒頭で書いた箱入り主婦baabaのペット葬儀社の訪問個別火葬についての大きな勘違いの件ですが、箱入り主婦baaba、訪問個別火葬って言うのはぜーんぶ引取火葬じゃって、自分勝手に勘違いしておりました~~;
じゃなくて、業者によるペット火葬の訪問個別火葬には出張火葬と引取火葬があるんだそうです。ここをうっかり勘違いしてると、自宅もしくは自宅付近で火葬車に積まれた火葬設備で火葬することになっちゃうかもなんですね。
なので、トラブルにならない為にも、ペット火葬業者さんに訪問個別火葬をお願いする時は、出張火葬にして頂くのか引取火葬にしていただくのか、そこんところちゃんと確認してお願いしてくださいね。
と言うことで・・・
箱入り主婦baabaんちの猫のサスケちゃんは、自治体の斎場にて無事火葬を執り行うことができました。
うちのおっさんと一緒にふたりで見送りできてよかった。
台風が近づいて来てると言うのに見送りする時は風は吹いていたけど晴れていたし。
きっと大往生して、虹の橋を渡ってくれたのかなって思ったり・・・。
18年間のたくさんのたくさんの思い出と幸せな時間をありがとう。
サスケ!
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