またこの季節がやって来ました。。。
困るんですよねー。
会社に届けられる冷凍品や冷蔵品のお歳暮~~;
それから、この季節柄の牡蠣などの生もの・・・
お歳暮やお中元は本来お世話になった方へ、感謝の気持ちを伝えるための贈り物だからこそ、ご厚意を素直に受け止めなくちゃいけないんですが・・・
個人間のおつきあいのことなら感謝の気持ちでいっぱいなんだけど、会社に届くお歳暮は、ほんとに意味があることなんじゃろかって思ってしまう箱入り主婦baabaです。
こんばんは(~~;)/
会社間での年賀状、お中元、お歳暮の3大虚礼は「やらなくてもいいもの」になりつつある時代の中で・・・
昔は、会社同士で贈り合うお歳暮は「感謝の気持ちを伝えるツール」として「当たり前」のように行われていたし、社内でも人間関係とかあって、上司に感謝の気持ちを込めて?お歳暮を贈る人が多くいたし、忘年会などの飲み会や社員旅行もなかば強制的で、参加しないと「協調性がない」なんて、くどくどと叱られたものでありました(~~;)
じゃけど・・・
今は、時代が変わって、コンプライアンスやハラスメントに厳しくなってきています。
特に政治家や公務員は利害関係者から金銭や物品などの贈与を受けることが禁止されているため、お中元やお歳暮を受け取ることができません。
なんとなく「賄賂」とか「見返り」って言うイメージありますもんね~~
それと同様に今までの「感謝の気持ちを伝えるツール」のお中元やお歳暮などの「取引先へ物を贈る」という行為も、利害関係の一部に使われるリスクがあり、公平性が失われると考え、個人情報の保護も相まって、コンプライアンス違反として捉えられるような時代になって来たんですね。
まぁ、確かに、ここはくれたのに、あそこはくれなかったとか口にする人もいて、パワハラやセクハラをはじめとするハラスメント行為につながる可能性もありますもん。。。
なので、かつては「当たり前」に存在していた習慣も、最近では「取引先へ物を贈る」という行為が、コンプライアンスの関係で禁止している会社もずいぶん増えてきています。
中には、取引先が会社の担当者の個人宅にお歳暮を届けることを禁止するよう指導している会社もあるほどです。
もちろん、コンプライアンスってことばかりじゃなく、昨今の会社関連のお歳暮は、その1年の感謝の気持ちを伝えるための贈り物って言う本来の意味を失ってて、「取引先へ物を贈る」という行為が儀礼的な習慣のようなものになっているから廃止されてる会社も増えて来たんだとか~~
いわゆる虚礼廃止。
「虚礼廃止」とは
形だけで心のこもっていない、意味のない儀礼はやめるという意味です。「虚礼」にあたるものとして、会社内や取引先企業との間で行われる以下の行為が考えられています。
・年賀状
・お中元、お歳暮
・葬儀、通夜の参列
・バレンタイン
・飲み会への参加
ん~、ですよねー。
うちのおっさんの会社でもう~んと昔、この「虚礼廃止」が始まった頃は、ほんとにいいのかな?って感じでちょこっと戸惑ったけど、今になって考えれば楽ちんでありました。
めっちゃ苦手な儀礼的な贈り物に頭を悩ませることもなくなったし、家計的にも出費を抑えられたし~~
じゃけどなー。。。
贈答は日本の独自の文化だから、まだまだ会社同士でのお歳暮・お中元の習慣は続いている
そうは言っても、日本では古くからモノを贈ったり、贈られたりすることを当たり前のように行われて来ていて、贈答することで人と人との結びつきを深める日本独自の文化であります。
その最たるものがお歳暮やお中元。
会社同士で贈り合うお歳暮も、かつては日頃の感謝の気持ちを込めて贈り物をすると言う「当たり前」に存在していた習慣。
存在してたってんじゃなくって、今でも続いている根強い習慣。
じゃから、大企業の会社はコンプライアンスを考えて、お中元・お歳暮・年賀状などの虚礼を廃止してても、中小企業や個人企業などでは、
「虚礼廃止じゃけ、会社同士のお歳暮はやめよう。」
なーんてなことには、なかなかならないのね。
たとえそれが儀礼的な慣習となっていても、お歳暮やお中元を贈る文化は深く根付いているから、それを虚礼廃止じゃからやめようって考えにはなかなか至らないものなんですね。
それどころか
「どこどこからお歳暮来ていなかった?」とか
「今年は来ていないけど、どうしてかな?」
って聞かれたりなんぞして(--;)
そんなこと聞かれても送る人の事情は箱入り主婦baabaにはわかりません。。。
と、ダラダラといっぱい書いてますけど、何が言いたいのかって言うと・・・
会社に冷凍・冷蔵・生もののお中元・お歳暮困ります。。。
取引先の会社の方もいろいろと頭を悩ませて趣向を凝らしたものを送って下さっていると思うのですが・・・
会社に冷凍品や冷蔵品、生ものなど送って来られると正直言って困ります。
冷蔵庫はあってもそう大きくはないし、冷凍庫も同じくです。
で、そう言った贈り物は、入りきらない場合は仕事中でも代表者の方に抜けて貰ってご自宅まで持ち帰って頂くようにしているのですが、溶けないように腐らせないようにと気も使うし、結構手間であります。
なので・・・
お歳暮やお中元は、冷凍や冷蔵品にかかわらずビールなどを会社に送られても、代表者の方々がご自宅に持ち帰られるので、お歳暮やお中元などは出来れば会社にではなくご自宅の方に送って頂けると、不敬な事務員としましてはとっても助かるかもです。
会社に冷凍の「水炊き用鳥」じゃとか「ふぐ」だとか「牡蠣」etc・・・
う~ん、会社と代表者のご自宅が一緒なら別にいいんですけど。。。
どう思います???
絶対、お歳暮やお中元などは、代表者の方々のご自宅に直接送られた方が、代表者の方々の覚えもいいし、喜ばれると思うんですけど・・・。
お歳暮やお中元など会社に送って来て下さっても、その場で送り状を剥がして、礼状を印刷して送るだけなので、どこの誰がどんなものを下さってるとかまでは代表者の方々は把握されていないと思います。
礼状も、本来はお電話でお歳暮のお礼を申し上げないといけないところを、お仕事中の手を止めてのお邪魔になってはいけないし、また型通りの儀礼的なお礼の電話するのも苦手な事務員ですので、申し訳ないですけど勝手ながら礼状に代えさせて頂きました~~;
礼状に代えてからは、手間はかかるものの、儀礼的なお礼のお電話をしなくてすむようになったので、ずいぶん気が楽になりました(~~;)/
で、またまた何が言いたいのかって言うと・・・
できれば・・・
個人企業や中小企業の場合のお歳暮やお中元などの贈答品は、直接代表者の方々のご自宅へ送って欲しいかなと~~;
会社と言う通過点を省略して、直接贈った方がいいと思うんですよ。
なぜ贈り物をするのかに立ち返ってみると、相手に日々の感謝を伝えると同時に喜んでもらいたいと思っているはずです。
だから、絶対その方が「感謝の気持ち」が伝わっていいと思うんだけどなー。
なーんちゃって。
そんな中・・・
年賀状取りやめのお知らせも届くようになってきた
時代の流れなんでしょうか。
会社間の年賀状も、ここのところ「自然環境意識の一環として年賀状での年頭のご挨拶を控えさせていただきます。」とかで年賀状のとりやめのご連絡を頂くことが増えてきました。
って考えると、会社間での年賀状、お中元、お歳暮の3大虚礼は「やらなくてもいいもの」になってきてるんじゃないのかなって思ったり~~
箱入り主婦baabaのつぶやき
なーんて、あれこれ書いてしまいましたが・・・
箱入り主婦baaba自身が贈り物をするのも貰うのも苦手なので、こんなこと思ったりするのかな?なーんてちょこっと反省もしたりなんぞして~~;
箱入り主婦baabaがなんで贈り物が苦手なんかと言うと、めっちゃ気を遣うから。
頂くと「何かお返しをしないといけない」という強迫観念にかられるし、お返しするにしても「自分が選んだものが気に入ってもらえたかな」とか過剰に気にしすぎるから。
そんなこんなで、ちょこっと疲れてしまって、礼儀知らずかなって心の中ではビクビクしながら、贈り物もお返しも親戚や家族などだけで他は必要最低限ですることにしています~~;
そんでもって、ちょこっとしたものを頂いても「何もお返しするものがなくてごめんね。」って言えるようになりました~~;
そしたら、ずいぶん気が楽になりました。
まわりには気軽に贈り物を渡せる素敵な人がいます。
そんな人に憧れてるんじゃけど・・・
う~ん、箱入り主婦baabaには無理かな(~~;)
やっぱ、箱入り主婦baabaは変わりもんなんじゃろか。。。
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