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あれは神様がくれた最後の時間だったのかな。息苦しさも苦痛も不安も感じなくなるターミナル・セデーション(終末期鎮静)を選んだ妹へ

義弟から連絡を貰って、特別の面会に出かけて大好きな妹と会えた日から1週間。。。
その面会当日と翌日にはLINEしたら簡単な返事返って来てたけど、その後はLINEの既読がなかなかつかず翌日になってたりしてた。じゃけど、それでも既読がついたってことは、まだ大丈夫!なーんて根拠のない安心感でほっとしていた箱入り主婦baabaです。
こんばんは。
かけがえのない大切な妹。もう頑張らなくてもいいから穏やかに時を過ごせますように。

でも、それは妹自身が読んだ既読したんじゃなくって、義弟が箱入り主婦baabaが送ったLINEメールを
「お姉さんからこんなメール来てるよ。」
って妹に語りかけてくれた時についたLINE既読じゃったのね。

箱入り主婦baabaと言えば、妹に会えた当日は話もできたし、危篤や重態って言うのは間違いで、もしかしたら、元気になるとは言えないけど、また家に帰れる日が来るんじゃないかなって淡い期待もしてた。。。
その日と翌日まではLINEでちょこっとメールのやり取りができてたし。。。
でも、その時妹はメールで
「アタシも行ってみとけばよかったな。」
「アタシがいなくても〇〇とランチしに行ってね。」
「お姉ちゃんは、気を遣いすぎじゃけ、これからはもっと上から目線でいかんといけんよ。」
なんて、頼りない姉、箱入り主婦baabaのことをいろいろ気遣ってくれてた。
そのメール以降は既読がつくのが翌日になってた。。。
そっか、あれが妹からの最後のメールじゃったのね。

今考えると妹に会えた日、メールが出来た日は、一時的に身体機能が回復する「中治り(なかなおり)現象」じゃったのかも。神様がくれた妹に会えて話せてメールができた最後の時間。
なのに、そんなことも思いもせずしょーもないことばっかり話したり、メールしたりしていた箱入り主婦baaba。
ほんま、情けなくて泣けてくるわ(ーー。)

今、妹はモルヒネと鎮静剤投与で意識が低下して、うつらうつらと時を過ごしているんだそう。もう妹は、自分でスマホを手にすることもメールを自分で読むこともないんだそう。
そっか。。。
妹が望んでいたターミナル・セデーション(終末期鎮静)に入ったのかな。

がんの終末期は、痛みや倦怠感、呼吸苦などい耐え難い苦痛が存在するんだそうです。
ターミナル・セデーションって言うのは、その耐え難い苦痛や精神的不安をモルヒネや鎮静剤を使って苦痛や不安から解放することを目的として行われるもの。
ターミナルセデーションを受けると痛みや不安などの苦痛から解放される反面、最初のうちはうつらうつらと眠った状態になり、薬の量が増えると昏睡状態になり、コミュニケーション能力が低下し、感情の交流がほぼできなくなってしまうんだとか。

妹は、万が一の時は家族やほかの人や自分自身も「つらい思いをさせないで、つらい思いをしないで眠るように逝きたい」という希望を伝えていたのね。

箱入り主婦baabaにも何かできることはないかと義弟に伝えたけど、コロナ感染対策で面会禁止でもあるし、人に会うと妹本人もその後しんどくなったりするので、そっとしておきたいんだそう。。。
会いに行きたいのにそれすらもできない。
コロナ感染防止対策のための面会禁止、いつになったら解除されるんじゃろうか。。。

でも、箱入り主婦baabaにはまだ実感がわきません。
大切な妹がいなくなるかも知れない日が近づいているなんて。
今は眠っているだけ。
息苦しさも痛みも不安もなく眠っているだけ。
楽しかった思い出の夢をいっぱい見てるのかな。
そうであって欲しいなー。。。

妹のことがすごく気になりながらも、箱入り主婦baabaの日々の生活は続いていきます。
仕事に行ったり、買い物に行ったり、テレビ見て、ごはん食べて寝て・・・
ふとどうしようもない寂寥感でいっぱいになるけど、それでも日々の生活は続くのだわ。
なーんて、凹んでいたら妹に叱られるかな~~;
しっかりしたお姉ちゃんにならなければ!
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