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猫の目が突然見えなくなったーー。慢性腎臓病による急性高血圧性網膜症。突然の暗闇の世界ってどんなんだろう。。。目が見えなくても快適に過ごさせてあげるにはどうすればいいのかな。。。

今朝の猫ちゃん。
こんなにつぶらな瞳なのに、もう見えてないのね。

微妙な違和感を感じたのは、おとといの夜。
あれれれれ?なんか変!いつものように頑張った1日のご褒美のカニカマを1本あげた時、大好きなカニカマが目の前に置いてあるのに探してるように見えたのね。
いつもなら、目で追って置いたとたんに平らげるのに、なんか変?
そんなこんなで昨日は11日の祭日だったので、この微妙な違和感はなんだろうって、ずっと不安で様子を見てたら、お気に入りの場所のソファーを踏み外して落ちたりしてるし、壁に向かって歩いて頭をゴツンとぶけたりしてる。なんとなく歩き方も慎重?って言うかいつもよりずっとゆっくり歩いてる。
かと思うと、こんなところでじっと座ってたり・・・

呼びかけても、なんとなく視線が合わない感じがする。
思えば、昼間なのに目がまん丸なつぶらな瞳なまま。
もしかして・・・
目が見えてないとか?

そんなことはないでしょ!
先週病院に行った時には目の異常なかったし、慢性腎臓病のせいか減少気味だった体重も「300g体重増えてますね~~」って言われてほっとしたばっかりだったし、ほんとほんの1日前まではいつもと変りなく普通に過ごしてた。
だから、高齢な猫ちゃんなので多少の視力の低下はあっても、突然目が見えなくなるなんて思ってもなかった箱入り主婦baabaです。
こんばんは。

だけど・・・
今朝になっても、やっぱりなんか変!
大好きなチュールを見せても目で追わなかったり、壁やテーブルにぶつかったり、動作がぎこちないし、明るい場所でも相変わらずまん丸な黒目で瞳孔の大きさが変わらない。。。
もしかしたら、ほんとに見えてないのかも。。。

不安な気持ちでいっぱいで病院に行ったら・・・

「左目はまだかすかに光を感じてるかもしれないけど、右目は見えてないですね。」
もしかして見えてないかも?とは思っていたけど、「見えていない」「視力の回復は難しいかも」との診断はとてもショックでありました。。。
突然の暗闇の世界ってどんなんだろうって思うと。。。

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原因は、慢性腎臓病による急性高血圧性網膜症

先生のお話によると、高血圧による眼の奥の出血を介して網膜剥離を引き起こしたのではないかとの診断でありました。
高血圧か。。。
思えば、うちの猫ちゃんが慢性腎臓病であることがわかったのも、高血圧による鼻血っていう症状からじゃったのね。

その時書いた日記がこれ↓
猫の鼻血は軽く考えちゃダメなのね。猫は鼻の構造上、病気以外の原因で鼻血が出ることはあまりなく危険な病気のサインなんだそう~~;本日の検査料27,700円也

慢性腎不全は猫でとても多くみられる疾患であり、12歳以上の猫の3割が罹患していると言われてて、また慢性腎臓病は全身性の高血圧を引き起こすことが知られており、腎疾患を持つ20~65%の猫は高血圧を併発していると言われているんだそう。

箱入り主婦baabaんちの猫ちゃんも、まさにその慢性腎臓病と高血圧でありました。
それからは定期的な診察と腎臓病の薬で治療していたんですが、一度破壊された腎機能は戻らないこと、進行を抑える治療だけしかないのはわかっていたけど、まさかその高血圧が原因で箱入り主婦baabaんちの猫ちゃんが失明するなんて考えてもいませんでした。
相変わらず多飲多尿ではあるけれど、嘔吐も下痢もなく、ごはんもしっかり食べて、健康的なうんちをしていたので、ずっとこのままでいてくれるもんだと思ってたのね。
だから、高血圧の怖さに気づいてなかったのかもーー。

ちゃんと検索したら出てくるのに。。。

慢性腎臓病は猫で大きな死因となる疾患のひとつであり、視力の低下や失明を引き起こすことがあります。

慢性腎臓病は全身性の高血圧を引き起こすことが知られており、高血圧は眼の奥の出血を介して網膜剥離を引き起こしますが、ある研究では高血圧の猫はすべての個体が高血圧性網膜症を持っておりそのうち8割ほどで急性の失明がみられたと報告されています。

ほんとうに怖いです。
慢性腎臓病に高血圧。

箱入り主婦baabaの前回の日記で書いたように、腎機能は症状が出始めた時点でもうかなり悪い状態と言うことと、慢性腎臓病による高血圧によって失明する可能性があると言うことを心にとめて、高齢な猫ちゃんを飼ってる人は症状がなくても一度病院で診てもらうと安心できるかもです。
また、猫ちゃんは自分で不調を伝えられません。
なので少しでも「アレ?」と思うことがあったら、早めに動物病院で診てもらって下さいね。

箱入り主婦baabaのつぶやき

突然の暗闇の世界ってどんなんだろうって思うと胸が痛みます。
つまづいたり、迷ったりしながらあちこちにぶつかりながら移動している姿を見ると切なくて涙が出そうになります。今までできていたことが突然できなくなるなんて猫ちゃんも不安と恐怖感でいっぱいなんだろうなと。。。

つい、先日までは箱入り主婦baabaがお昼休憩が終わって会社に行くのをちょこっと高めなところの出窓で日向ぼっこがてら見送ってくれてたんだけどなぁ。
またできるようになるんじゃろうか。。。

でも。。。
めっちゃ「失明」って言う言葉はシンドイけど、猫ちゃんの「失明」という現実をしっかりと受け止めなくちゃなって思ってます。悲観的になっても何にも変わらないし。

これからは
目が見えなくても快適に過ごさせてあげるにはどうすればいいのかな。。。
ってことを考えて、今まで慣れ親しんだ生活環境の中で安全面を考えながら、可愛いい猫ちゃんの「Quality of life」QOL(生の質)をできるだけ維持できるよう前向きに暮らしていけたらなって思ってます。

まだまだ18歳!
長生きしてもらわねばです!

ただ心配なのは・・・
本日処方された血圧のお薬。

血圧の薬は取り扱いが難しくて、慎重に使用しても、猫によっては血圧が下がり過ぎて危険な状態になってしまうこともあるとのことなので、様子見のためにまずは少量の血圧のお薬を処方して下さったんですが・・・。
薬を投与した後猫がぐったりしているとか元気がない、食欲がないなどということがないかちゃんと様子見しないとダメなのね。
そんな話を聞かされた後なので、もし薬が合わなくてしんどい思いをさせたらどうしようって思うと、お薬を飲ませるのがめっちゃ怖いわ(>、<;)
お薬は、万が一の容体の急変のために朝飲ませること。。。
う~ん、ほんと大丈夫なんかなぁ。
でも・・・
ちゃんと飲ませなければ!
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