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猫の鼻血は軽く考えちゃダメなのね。猫は鼻の構造上、病気以外の原因で鼻血が出ることはあまりなく危険な病気のサインなんだそう~~;本日の検査料27,700円也


(↑この写真は、病院から帰った後撮ったものであります。)

いつもお昼休みや会社から帰った時に、待ち焦がれてたようなそぶりで迎えてくれるうちのニャンコなんですが、あれれれ?なんか変?
「あっ!鼻血が出とるが!」
両方の鼻の周りにわずかな出血の後がある!
「そっか、あれかな?」
ってことで、お風呂場に行ってみたら・・・

この惨状がっ(>、<)/
床にも飛び散っていた。。。
真っ赤な鮮血。
でも、この時はそんなに大した事じゃとは思ってなかったのね。
このところ、お風呂のフタを鼻でパタン、パタンと開けてお風呂の縁をザーリザーリ舐めてたりしてたので、多分そんなこんなをしてる最中に箱入り主婦baabaが帰って来たことに気づいて迎えに出ようとした時、鼻で開けたお風呂のフタが閉まって鼻を強打して、クシュンとした時に鼻血が飛び散ったのだと、どんくさいけど可愛いい奴じゃって思ってた箱入り主婦baabaです。こんばんは(~~)/

箱入り主婦baabaが鼻血を拭いてあげた時には、もう血は止まってたし、ご飯を食べた後、甘えるように抱っこをせがんできてて、いつもと変わりがなかったので、そんなに心配することないのかなって思ってたんですわー。

じゃけど、猫が鼻血を出してるのなんていっぺんも見たことがない!鼻水が出るのは知ってるけど、鼻血とは!
とりあえず、週末にニャンコの目の件もあるので一緒に診て貰っとこうかって思ったけど、打ったにしては痛がる様子もないので、明日は祝日で休診、明後日は定休日で休診なので、会社から速攻で帰って制服を着替えもせずに病院に連れてったんです。

例の小さいかなって思ったキャリーバッグにもなんとか入れることができました。のん気に寝てたうちのニャンコは、突然キャリーバッグに入れられて、ほぼ外にも出ない生活なのに車に乗せられて病院に連れてかれたので、診察室に入った時おしっこ漏らしてたんですよ。
よっぽど怖かったんでしょうねー。

で、気になってた目の症状をしっかり説明して診察した貰った後、
「それとお風呂のフタで鼻を打ったみたいで鼻血が出てたんです。」
って軽く話したら、めっちゃ先生に叱られました(>。<)

「猫の鼻血は人とは違うんです!猫の鼻の構造上、交通事故とかならともかく、打ったくらいで鼻血が出ることはめったにありません!」
「えっ?そうなんですか!?知らなかった!」

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猫の鼻血は危険な病気のサインかも

もちろん、鼻をぶつけて鼻の内部が切れたり骨折したりしても鼻血が出る場合があるけど、その場合はとても痛がったり、大量に出血することが多いんだそうです。

なので、猫が鼻血を出している多くの場合は何か深刻な病気の症状として考えられるから、軽く考えてはいけないって言われましたーー。
となったら、早く検査をして貰わなくっちゃです。

時はすでにPM6:00近くになってたけど、時間のかかる検査をして下さいました。検査はPM7:45ごろに終わり、その後遅い時間にも関わらず検査結果の説明をしてくれました。

うちのニャンコは、食欲も旺盛で、うんちやおしっこのトラブルもなく鼻水もクシャミの症状もありません。気になるのは目の瞳の周りの色の症状と鼻血であります。

猫の鼻血で考えられる病気

・外傷

・異物

・血液の異常
      止血凝固異常
      過粘稠度症候群
      血管炎
      高血圧症

・鼻腔内真菌感染

・鼻腔内腫瘍

・心疾患(心筋症)

・甲状腺疾患

・腎臓病

・本能性

原因は、鼻自体に問題がある局所性のものと、血が止まりにくくなっいる凝固異常や高血圧などの全身性疾患によって起きるものがあるようです。

そう言った病気自体も大変なことじゃけど、その病気の症状の中で怖いのが「鼻血」なんだそうです。と言うのも、猫はめったなことがないと「口呼吸」はしない動物なんだそうです。だから、もともと細い管である鼻の中で「鼻血」が出て固まってしまうと、鼻呼吸が出来なくて呼吸困難になってしまうから「あっ、鼻血が出とるが。」ってだけで軽く考えて経過観察しちゃダメなんだそうです(ーー;)ハンセイ
そこんところも、めっちゃ注意されちゃいました。

うちのニャンコの検査結果

視診・触診・聴診の他にも詳しく複数の検査、尿検査・血液検査・レントゲン・超音波検査・ウィルス検査、甲状腺ホルモン検査などもして下さってたから、時間がかかったのね。

この検査結果と合わせて、レントゲン写真やエコー画像を見ながら、手書きしながらの説明もして下さいました。

箱入り主婦baaba的には、血液検査の結果は人間の年にして80歳の割には数値は、ほぼ正常内に入ってるのでほっとしました。
T4(甲状腺ホルモン)は異常なし。猫白血病(FeLV)・猫エイズ(FIV)検査も陰性で異常なし。貧血もなく、肝機能も異常なし。眼球の網膜剥離もなく、心機能も問題はないだろうとのことでした。
ただし、TP(総タンパク)とBUN(尿素窒素)、CRE(クレアチニン)の数値が高いのね。

と言うことで・・・
腎機能低下、高血圧症による鼻血なんだそうです。
腎臓の病気なのね。
そっかー。以前下部尿路結石症を患った時、腎臓にも影響があるのかなぁっておぼろげに思ってたけど、やっぱ元気そうに見えても腎臓機能が低下してるのね。そう言えば、今年に入ってやたらお水を飲んでるなって思ってたけど、それは腎不全の症状のサインじゃったのね。おしっこの量もここのところ増えてたし==;
そう、猫の多飲多尿はステージ2の段階で、慢性腎臓病で最初に見られる症状なんだそう。このステージ2の段階では、まだ元気で食欲も普通にあるのでなかなか異常に気付かないことが多いけど、腎機能は正常の4分の1にまで低下しているんだとか==。
腎臓の機能は一度低下しちゃうと二度と回復しないため、これからは症状が進行しないように食事療法と薬での治療が始まります。

本日の検査料金は・・・

う~ん、結構なお値段。
まだ、全身麻酔して行うCTやMRI、内視鏡や生検も受けるかどうか検討中でありますし、箱入り主婦baaba母さんは頑張らねばデス~~;

とりあえず、今週末も検査の予定。
処方して下さった腎臓病のお薬ラプロスの効果が出ていますように!

箱入り主婦baabaのつぶやき

猫が年をとることによって腎機能が低下して発症することが多い慢性腎臓病(慢性腎不全)は、とても死亡率の高い病気。なのに腎臓の細胞が徐々に壊れていって、腎臓の3/4が機能しなくなって初めて血液検査で異常が見つかる怖い病気。でもって残り1/4の機能では負担が大きくて薬を飲んでも腎機能は低下していってしまうけど、それでもラプロスはステージ2と3の腎臓病を患う猫に有効的なんだとか。

でもあきらめませんよー!
まだステージ2の段階で鼻血が出たのも、なんらかのお告げ?って言うか、今までなーんも考えずに普通に接して来たけど、高齢なシニア猫との生活習慣や食事を見直ししなきゃダメだって言うタイミングを与えてくれたのかもって思ったり(~~)

と書いてる途中に、またお風呂場の方でカタン・パタンと音がしてると思ったら・・・

あっちゃぁ(~~;)
また鼻血出とるやんか。
お昼に見たのよりもたくさん出とるー。
鼻を使ってお風呂のフタ開けるのもやめさせなくっちゃですね!

これからは、大好きなカニカマもやめさせて、ガッツリ水分補給して、しっかり長生きしてもらって猫又になるまで、同じくシニア世代に突入している箱入り主婦baabaと共に頑張ってもらおうっとです(~エ~)/

猫の鼻血に軽症だからと経過観察するのはNGですよ。
病気以外の原因で鼻からの出血がみられることはほぼないんだそうです。色も、鮮やかな血の色の時や黒っぽいときがあるそうで、血の色が濃いほど重症であることが多いので気を付けてあげて下さいね。
猫が鼻血を出した時の基本的な対処法は、必ず獣医さんに診てもらうこと。
ほんと、「猫が鼻血~~」なーんて、たいしたことないって軽く思ってた箱入り主婦baaba、目からウロコです。オハズカシイ
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